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2004.03.25

イエス・キリストの十字架物語 4

 イスカリオテ・ユダの裏切りの記事に続いて、聖書は、いわゆる「最後の晩餐」の記事が続きます。
 「過越しの食事」というのはユダヤ人の三大祭の中でも最も重要な祭りです。この祭りは旧約聖書の「出エジプト記」という書物の中に書かれています。イスラエルの民はBC1400年ころまで、450年くらいの期間、エジプトに寄留していました。そのとき彼らはエジプトの国の中で奴隷のような扱いを受けていました。モーセという偉大な指導者が現われて、イスラエルの民をエジプトから脱出させるという大事業が行なわれました。
 このときエジプトの王パロは、イスラエルを解放することを拒否しました。そのような中で神さまはエジプトに十の災いを下して、エジプト全体を恐怖に陥れて、イスラエルの民を解放させます。紅海の水が割れて乾いた海面が現われたところをイスラエルの民が渡るという有名な奇跡が起こるのもこのときです。
 この十の災いの最後の災害は、エジプト中のすべての家の長子が神のみ手によっていのちを奪われるというものでした。イスラエルの民には神さまから指示がありました。それは一つの家ごとに子羊一頭をほふって、その子羊が流した血を家の入り口の柱に塗っておくというものです。神さまから遣わされた死の使いは、この子羊の血を目印にして長子の死という災いを過ぎ越させるというものでした。
 イスラエルはこのことを記念して、過越しの祭りというものを行なうように神さまから命じられてきました。この祭りには家ごとに子羊をほふり、家族がそろって食事をするというのがその儀式です。イエスさまは弟子たちといっしょにこの過越しの食事をなさったのです。

26:17 さて、種なしパンの祝いの第一日に、弟子たちがイエスのところに来て言った。「過越の食事をなさるのに、私たちはどこで用意をしましょうか。」
26:18 イエスは言われた。「都にはいって、これこれの人のところに行って、『先生が「わたしの時が近づいた。わたしの弟子たちといっしょに、あなたのところで過越を守ろう。」と言っておられる。』と言いなさい。」
26:19 そこで、弟子たちはイエスに言いつけられたとおりにして、過越の食事の用意をした。
(聖書の引用は『新改訳聖書』からです)

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