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2005.01.21

エビ・ハコ戦争

寓話 エビは捕獲されるとハコ詰めにされて市場に出され、せりにかけられる。中には高級なエビはきれいなハコ詰めにされて贈り物などに使われ、政治家などに送られるらしい。

NHKと朝日新聞の論争が続いている。この論争は結局は「言った」の「言わない」のという水掛け論で終わるのではないでしょうか。人間というものはつねに自分の正当性を主張して、何とかして相手を貶めようとする動物です。同じジャーナリズムの両者が、こんなことで論争するのはなんともみっともないことではないでしょうかね。結局は同じ穴のむじなであり、どっちにも正当性はないのではないでしょうか。
政治的介入があったかどうかが問題となっていますが、NHKは予算をいただく立場にあるので、政治家になにか言われなくても、自民党のお偉いさんだということだけて、びびってしまうのですよね。これは当然ですし、みんなそうじゃないですか。おまわりさんは制服を着ているからおまわりさんなのですよ。赤い消防車や、凛々しい姿の消防士を見ただけで、もう火が消えたかのように思えるのと、なんら変わりないのではないですか。
かつての第二次世界大戦のときに、私はNHKにすっかりだまされていたという経験があるのです。NHKのラジオから流れる大本営発表が、うそ偽りで塗り固められていたのですね。今ではインターネットなどで、NHKが一言も触れないようなニュースも読むことができるようになっているので、かつてのように容易にだまされるようなことはないのですが、かつてのNHKのニュースは、あたかも神の声であるかのように私たちには思えたものです。
戦後、天皇が生き延びたように、NHKも生き延びたのですよね。私たちはお金を払って、偏った見方を押し付けてくるNHKテレビを見させられているのです。NHKが得意になって放送している「地球・不思議大自然」という番組では、動物が自然環境の中に適応して生きられるようになることを「進化」という用語で説明していますが、これは自然環境に適応できるようにからだが「変化」してきたもので、こういうのは「進化」とは言わないのではないかと思うのです。NHKの番組は、バラエティ番組のような作り方をしていて、出演者が自由な発言をしているかのように見えていますが、実は全体がひとつのシナリオにしたがって演出されていることが、ありありとわかるような出来になっていますね。出演者が差しさわりのあることを発言しないように、最初から仕組まれているのですよね。外国語教室なども、あたかも実際の教室の風景のように演出されていますけれども、実はシナリオに沿って進められていることが明白に見えるので、おかしくって見ていられなくなるのですね。こういう番組ばかり見せられているので、今回、問題となっている報道番組なども、私はどこがどういう作り物になっているかという興味で、見るような、へんな習性がついてしまっているのです。
先日の「その時歴史が動いた」では日露戦争の203高地の激戦の、新しい資料が出てきたとか言うことで、この悲惨な戦闘を紹介していましたが、その中で御前会議、すなわち天皇を最高議決者とする会議ですよね、その会議でどういう戦略をとるかが決定されたと言っていました。結局、日本という国は、明治天皇にしても、昭和天皇にしても、天皇の意思決定によって戦争が行われているということを、NHKは証明して見せたということですよね。それなのに今度の世界大戦の責任を、天皇が取らないということのほうが大きな問題なのではないでしょうかね。
そういう発言を、NHKももちろんのこと、朝日新聞だって、強行には主張しないのではないですか。報道は中立であるべきであるという立場を主張するのですよね。ですからこの論争は、結局は何も真相は解明されませんし、お互いに真実は言わないで終わるのではないでしょうかね。

2005.01.13

マクレラン報道官、なぞの発言

Yahoo!ニュース - 海外 - 産経新聞

米ホワイトハウスのマクレラン報道官は、イラクで大量破壊兵器が発見されなかったのは、この12年間に収集された資料のどこかに欠陥があったからだと認めた。さらに今日知りえている状況でも、ブッシュのイラク侵略の決断は正しかったと、複雑な言い訳をした。
今日知りえている状況は、大量破壊兵器はないという状況ではないか。それでもブッシュは、イラクが大量破壊兵器を持っているからという理由で、大規模な攻撃を決断することは、正しい決断なのだろうか。マクレラン報道官の発表には矛盾があるのではないか。あるいはブッシュ政権の独特のごまかしなのか。

まあ、大量破壊兵器があろうとなかろうと、アメリカは戦争好きの国だから、理由は何であれ派手にやったと考えられるが……。

2005.01.04

軍事大国日本

アメリカの国防安全保障協力局の統計によれば、2004年のアメリカによる有償軍事援助の額で、日本はアジアで一位になったとのことである(読売新聞のニュース速報 2004年12月25日)。ちなみに世界では第二位。金額にして1350億円だそうです。何でも一位になればいいというものではないですよね。
そんなに買い込んで何をするんだろうという感じでありますが、アメリカのお先棒を担いで、イラクにまで出かけていくのですから、アメリカの言いなりに買わされているんじゃなかろうか。そんなことに私は税金を払いたくないという気持ちですよね。
そのうちに、アメリカから、日本は大量破壊兵器を隠しているとか何とか、なんくせをつけられて攻撃されることになるかも知れませんよね。イラクはかつてそうだったのでしょう?

災害のニュースの中で

昨年は日本では大きな災害があって、2004年を象徴する一字漢字にも「災」という文字が選ばれていました。
昨年の末になって、スマトラからインド洋沿岸にかけての大地震と大津波とによって、信じられないような災害が起こりました。連日、新聞は死者の数の上昇を報ずるという異常な状態です。災害に遭われた方々には、新年早々、なんと言っていいのかわからないという気持ちです。暗いニュースでいささか落ち込んでしまうものです。

自然災害は、ある意味では避けられないものでしょうが、人間がその覇権争いから作り出す災害は、なんとかなくしたいものです。ほんとうに考えさせられるものですよね。

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